「大学」 宇野哲人 全訳注 [講談社学術文庫]
序文より
この書物は、儒教の政治思想の根幹を極めて要領よくまとめたものである。
原稿用紙4枚ちょっとという短い文章にもかかわらず
飽きました
「校長先生のお話し」みたいな、えらい人のつまんない長話って感じです。
政治思想なんて、あっしには関わりのないことでござんす。
漢文の内容って基本、お説教だとは思ってますが
論語とかなら、エピソードがついてるからなあ。
お説教に大抵たとえ話がくっついてて
それがおもしろいんですよね。
「大学」は、ずばり主題を述べているだけで
しかも同じことの繰り返しが多い。
でも思想として、とても立派だとは思います。
今の政治家に覚えさせて、毎晩暗唱を義務づけたいものです。