仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

五月の歌  ‘万葉集より’

かはづ鳴く 神なび川に 影見えて 今か咲くらむ 山吹の花     厚見王

み吉野の 象山の際の 木末には ここだも騒ぐ 鳥の声かも     山部赤人
      さきやま ま   こぬれ

青柳の 萌ろろ川門に 汝を待つと 清水は汲まず 立ち処平すも
      は    かわと   な        せみど             どなら

恋しけば 来ませ我が背子 垣つ柳末摘み枯らし 我れ立ち待たむ
              せこ  かき やぎうれ