仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

‘東山魁夷の青 奥田元宋の赤  色で読み解く日本画‘展    山種美術館(恵比寿)

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12月22日まで開催中。

色をテーマにした特集展です。

 

会場がいつもとはちょっと違う雰囲気を醸し出していて

楽しかったです。

 

 

日本画の絵の具の見本(本物)や

絵の道具も展示してありました。

絵の具と絵の色を比べて見たりして面白かったです。

岩絵の具って本当に岩(鉱石)を砕いて作るんですねえ。

 

絵を見るだけでなく、描く方にも興味がある方にお勧めします。

 

見ていて一つ思ったのは

出典が山種美術館のコンクール入賞作である作品があるということ。

こちらの館では毎年のように

日本画の新人?作家を対象にしたコンクールを開催しています。

 

そういう美術館はなかなかないように思います。

美術品を保管展示するだけでなく

これからの美術界を育てて行こうという姿勢が素晴らしい。

 

 

 

 

今年は当館広尾開館10周年ということで

一年間の全展の通しチケットが販売されたのを手に入れ

残り一回を残して皆勤しました。

 

残り一回は展示企画が変わったので

払い戻しをさせていただきました。

正直、がっかりというよりほっとしました。

 

好きなものでも続けて食べると飽きるものなんだなあ。

来て見たら満足して帰れるんですけど。

やっぱり好みには合うので。

 

10周年、おめでとうございます。

さらなるご発展をお祈りしています。

また利用させていただきます。