仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

‘東西数寄者の審美眼‘展  五島美術館(世田谷)

12月9日まで開催の茶道具展

東西の私鉄(東急・阪急)の創始者 五島慶太小林一三のコレクション展です。


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3


大阪の逸翁美術館の作品がたくさん見られるのが良いです。

小野道風の継色紙とかお宝がいろいろありました。


日本の書がお好きな方にお勧めです。
かなの書、写経、墨跡など良い作品がたくさんあります。



こんなに色鮮やかな江戸の日本画があるんだとか
新鮮な発見がありました。

豊臣秀吉の手紙が二通、正妻ねね宛と側室淀君宛のものが並んでいたのが
ちょっとおかしい。
秀吉の肖像のもとになったという狩野元信の絵がありました。

与謝蕪村の書画はユーモラスでかわいいです。





館の運営は、アットホームで手弁当な雰囲気だなと思いました。
高級住宅地の一画にあって
のんびりしてます。




庭園がありますが、ここは庭園というより公園です。

美術鑑賞のついでに散策ではなく、健康のために散歩という感じ。
ハイヒールでは厳しそう。
イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6







最寄駅のホーム。
バス停のような掲示がありました。

地元民以外の乗降客はここ目当てが大半なんでしょうか。
それとも東急線創設者の美術館だから特別?

イメージ 7