仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

‘茶の湯ことはじめ’展    畠山記念館(東京・高輪台)

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茶道具一通りの鑑賞の仕方を紹介した
初心者向けの企画です。

なんとなく知っていたことも
順序立てて改めて説明してもらえると
頭が整理されてよかったです。


夏らしい作品もいくつか見られ
さわやかな気分になれました。

ただただ冷房に頼るのではなく
雰囲気で涼しくするというのも
日本らしい過ごし方ですよね。




展示室内の茶室でお茶をいただこうと
着物で行きました。

もちろん目の前でお点前をする訳ではなく
点てたお茶を運んできてくださるのですが
さすが館の方の動きは作法にかなったものです。

エアご亭主がいるつもりになって、
半東さんが出してくれたお茶を頂けば、
一人エアお茶会(笑)

お茶室のしつらえ自体は本式ですので
出入りは自分がその気でやればいいことだし。

展示室の掛け軸の所は畳敷きなので
‘拝見’の姿勢で見られます。

これからは、一人お茶会をするつもりで行きます。
たまにはやらないと
習ったことを全部忘れちゃうから。




パンフレットにこの館の創立の経緯が書いてありました。
以前から感じていたように
来館者を茶の湯式にもてなそうというお考えだったそうです。

創立者が建物の設計や庭の配置まで考えたそうですから
すごい。
名前だけの創立者じゃないんですね。
スリッパ入室にしているのも意図があるんだそうです。

次からはもっと
創立者そして現在の運営の方々の
もてなしを味わって過ごしたいです。





残念ながら、現在の経営にあまりゆとりがありそうに見えないので
できるだけ利用しなければ。