仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

四月の漢詩

春暁

春 眠 不 覚 暁
処 処 聞 啼 鳥
夜 来 風 雨 声
花 落 知 多 少


 
春眠 暁を覚えず     しゅんみん あかつきをおぼえず
処処  啼鳥を聞く      しょしょ ていちょうをきく
夜来 風雨の声       やらい ふううのこえ
花落つること 知る多少  はなおつること しるたしょう




春の眠りは心地がよく、夜が明けるのも気づかないほどです。
あちらこちらから 鳥のさえずりが聞こえてきます。
そういえば 昨夜は風雨の音がしていたな。
いったいどれほどの花が散ったことでしょうか。