仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

『なんて素敵にジャパネスク』  山内直実   [白泉社]

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平安貴族のお姫様のラブコメディ
故 氷室冴子さんの小説が原作。
 
原作は全10巻のシリーズ小説です。
前半4巻までの部分は15年くらい前に漫画化していました。
後半6巻分を「人妻編」として現在連載中ですが、そろそろ終わります。
 
 主人公 瑠璃姫は大貴族の令嬢だが、初恋の少年吉野君を忘れず独身主義を通していた。
 しかし、幼なじみの高彬 の想いに応え結婚を決めたが、いくつものトラブルに巻き込まれ
 なかなかゴールインできない。
 
 
氷室冴子さんには、はまった時期があります。
竹内直実さんは氷室さんの小説をいくつか漫画化しています。
 
ストーリーは原作に忠実なのでイメージが壊れることもなく
楽しく読んでいました。
 
美形キャラがたくさん出てくるので、
新しいキャラが出る前はどんな顔に描かれるのか
楽しみにしていました。
美形を描き分けるのって大変だと思うのですが
イメージをとらえて上手く描いていると思います。
 
ヒロイン瑠璃姫とヒーロー高彬は
源氏物語でいうと、夕霧と雲居の雁の筒井筒カップルにイメージが近いかな。
まあ、瑠璃姫は平安のお姫様にはありえないくらいぶっとんだキャラですが。
 
 

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これはイケメンキャラの一人 鷹男の帝
瑠璃にほれて高彬にいじわるしたりします。
 
男らしくてお茶目な所もあって、当時は胸キュンでした~
私の何回目かの初恋の相手です。