仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

‘奥の細道 330年  芭蕉‘展     出光美術館(日比谷)

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 本日から9月29日まで開催の展覧会です。

 

 

江戸時代の俳人 松尾芭蕉の特集です。

 

芭蕉の直筆書画や、芭蕉に連なる人々の作品など

芭蕉・俳句ファンにお勧めの会です。

 

 

 

芭蕉の直筆って、けっこう残ってるものなんですね。

 

後代にもいろいろ影響を与えていて

芭蕉はやっぱりすごいんだなあ。

 

奥の細道」の旅は平安の歌人 西行の足跡をたどるためのものだった

と今更のように知りました。

 

 

 

俳句の書画というのは、普通の日本画や日本の書とは

異なるジャンルです。

ヘタ上手というか癒し系というか。

 

 

 

 

説明パネルから学んだこともあります。

「和歌は雅。俳諧は俗、滑稽を旨とする」

 

以前に和歌と俳句の違いはなんだろうと考えたことがあります。

非常に明快な解答を得ました。

和歌は上流階級、俳句は庶民とも言い換えられるかな。

 

現代でも「地域の俳句」投稿ポストを街中で見かけたりします。

サラリーマン川柳などもあるし。

やっぱり和歌ではだれでも気軽に、とはいかないのでしょうね。