仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

#伝統芸能

柳家小三治 歌ま・く・ら   ~僕は歌の好きな少年だった~

落語会ではございません。歌謡コンサートです。 師匠がお歌いになったのです。 歌の間にトークをはさんで。 今回は、柳家小三治師匠の舞台というよりは 郡山剛蔵(元)少年の発表会といった趣でした。 多感な少年(青年)時代の思い出話が多くて 師匠のあか…

『花よりも花の如く』ネタ

先日、お能を見たので 成田美名子さんのお能マンガ「花よりも花の如く」を読み返してみました。 成田さんはこのマンガを描くにあたって、能界の方にアドバイスをもらっていて そのことがエッセイマンガにもなっています。 中でも‘師匠’と呼んで頼みにしてい…

「風姿花伝(フウシカデン)」  世阿弥  [室町時代]

能楽の大成者 世阿弥(ゼアミ)の最初の伝書。 世阿弥の能楽論をまとめた書物。別名「花伝書」 観阿弥は世阿弥の父 岩波現代文庫 「古典を読む 風姿花伝」 馬場あき子著 で読みました。 歌人の馬場あき子さんは、能楽の信奉者として世阿弥をたたえる論調で書い…

能「石橋」  狂言「井杭」

お能を見てきました。鎌倉芸術館にて。 狂言 「井杭(イグイ)」 能 「石橋(シャッキョウ)」 「井杭」は、透明人間になれる頭巾をかぶった男が、二人の人をからかう話 「石橋」は、派手な装いでの激しい獅子舞が印象的な演目 三列目のほぼ中央という良い席で、 狂…

柳家小三治独演会  9/11

東京の福生市民会館にて 師匠は本日、のどの調子がよろしくなかったようで、何度か咳き込んでおられました。 そのせいか、枕も比較的短めでした。 それにしても、せきをしただけで笑いが起こるというのがすごいです。 そこにいること自体が芸というか。(普…

柳家小三治独演会

埼玉県の草加市文化会館にて 会館の前に川がありました。 川沿いに松林が続いていて、江戸時代のような風情で、すてきでした 1席目は例によって枕が長かったです(笑) 細川元首相のスキー場の食堂での‘殿様’ぶりとか。 9/1に金沢市で行う「歌の会」のプ…

能楽入門・入門

落語の他に、見に行くものとしてはお能(能楽)があります。 能は難しくて眠くなりそう、というのが一般的なイメージだと思いますが、 その通りだと思います(笑) いまだに居眠りナシで見通したことはありません。 それでも行くのは、能には何かがあって、…

「”劇場へ行こう” 能にアクセス」 〔淡交社〕

お能を見たい人の入門書です。 1600円 基礎知識、公演を見られる場所、初心者へのおすすめ演目などが 説明されていてわかりやすいです。 能の他に、歌舞伎、文楽、狂言の本があります。 ちなみに出版元の淡交社は、茶道の裏千家の出版社です。 能の雰囲気を…

柳家小三治独演会  6/19

東京・大手町 日経ホールで行われました。 独演会ということで、師匠の噺が二回聞けてラッキーでした。 今日も私はよく笑って、うるさかったことでしょう。 でも隣の人も同じくらい笑ってたので、お互いさまで安心しました。 いつものように師匠が登場すると…

柳家小三治師匠との出会い

柳家小三治師匠は落語界の重鎮で、落語協会会長にも就任されました。 私は落語にくわしくないので、どれくらいすごい方なのか、ちゃんとご説明できないのですが。 今週、三ヶ月ぶりに柳家小三治師匠の落語を聞きに行きます。 気分を盛り上げるために、師匠と…

チケット取れず(T_T)

本日、敬愛する柳家小三治師匠の寄席のチケット発売日でした。 案の定すぐ売り切れたようです。 発売日の発売開始時間ジャストで勝負しなきゃだめね・・・