仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

#伝統芸能

‘大浮世絵展‘   江戸東京博物館(両国)

1月19日(日)まで開催 副題は「歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」 喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という 浮世絵の代表的絵師の作品展です。 それぞれの作品を同数にするために 各絵師の代表的なジャンルの代表作を中心に展示…

畠山記念館 長期休館②    (高輪台)

この素敵な空間に、また訪れることができますように

落語鑑賞会    (藤沢市民会館)

柳家小三治師匠は病気療養されていて しばらくお目にかかれませんでした。 無事復帰されてうれしいなと思いつつ 不安も覚えながら出番を待ちました。 前座・二つ目・真打とだんだんランクが上になっていくのが 落語を聞くうえでの楽しみのひとつです。 前座…

‘皇室ゆかりの美術‘展  山種美術館(恵比寿)

1月20日まで開催中 日本画専門のこの館には、通常展示されていない工芸品など いつもと違った雰囲気が楽しめます。 「皇室ゆかりの作品」というのは、いくつかのとらえがありますが 一つは、皇室の建物の装飾になっている絵画にちなんだ絵です。 原画その…

‘マルセル・デュシャンと日本美術‘展   東京国立博物館(上野)

12月9日まで開催していました マルセル・デュシャン氏とは、西洋の前衛芸術の第一人者だそうです。 「きっと全然理解できないだろうなあ」と思って行きましたが その通りでした 「便器が芸術」だなんて理解できなくていい・・・。 それでも行ったのは た…

‘運慶展⁾    東京国立博物館    (上野)

これを目当てに来たのですが、 運慶は好みではないことがわかりました(笑) 仏様は、リアルなマッチョ体型より 現実感のない、のっぺりアルカイックスマイルがいいや~。 本館の展示より、注目作品 説明文がまったくないのが、残念。 9枚の書が連なってい…

‘落語鑑賞会(夏)‘          藤沢市民文化会館

お久しぶりの小三治師匠です。 相変わらずの存在感でした。 今回も枕が利いていて 本題の落語が時間切れで終わらなかったくらいです。 枕は、先日 大阪の豊中市に呼ばれた時のエピソードから 森友学園問題に始まり、 日本の現政権、アメリカ大統領についてな…

‘伝説の能面・狂言面’公演       横浜能楽堂

8月21日に行われた開館二十周年記念の企画公演です。 狂言 「蝉」 野村万蔵 能「熊野」 宝生和英 めったに舞台で使わない貴重な面での公演という企画です。 私は舞台を見るときに双眼鏡は使わないのですが せっかくなので面をはっきり見ようと思って持っ…

落語鑑賞会 春  2015.2.14  藤沢市民会館

今年も小三治師匠にお会いできました。 演目は「粗忽長屋」 全編とぼけた味わいで 服の上からくすぐられるような感じでした。

小三治師匠、人間国宝に

柳家小三治さん人間国宝に=梅若玄祥さんらも―文化審 時事通信 7月18日(金)17時16分配信 文化審議会(宮田亮平会長)は18日、重要無形文化財保持者(人間国宝)に、古典落語の柳家小三治さん(74)=本名・郡山剛蔵=ら7人を認定するよう、下村博文文部科学…

‘鎌倉能シリーズ 名曲鑑賞能 第十回’  鎌倉芸術館

7月12日(土) 開催 狂言 「鐘の音」 能 「盛久」 お能は何度も見ていますが、 これほど満足感がなかったのは初めてです。 退屈!!でした。 主催者の運営の問題なのか 演者の技量の問題なのか、 または、見てた私のコンディションの問題なのか。 主因は…

サラダ記念日

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 /俵万智 本日、サラダ記念日だそうです。 って、別に社会的に制定された日ではないんだけど スーパーの方の、ユーモア?感覚、いいですね。

‘暗闇で聴く古典芸能’   横浜能楽堂

6月21日(土)に開催されました。 「暗闇で聴く」=会場の照明を消した中で舞台を行うという企画。 プログラムは ○素謡「西行桜 さいぎょうざくら」 素謡とは能楽の音声面だけ、と考えればいいみたい。 ○一管「津島 つしま」 能楽の笛の演奏 ○語り組踊「…

安国論寺・九品寺    (鎌倉・材木座、大町)

安国論寺の本堂の回廊から見えるお堂 こちらの建物は窓の形がデザインされてたりして しゃれてます。 この辺りには日蓮宗のお寺がたくさんあるなあ、と思ったら 鎌倉が布教の地だったんですね。 日蓮殉難の地とか、いくつかあります。 日蓮宗は、独特の字で…

‘落語鑑賞会(冬)’ 2014.2.15    藤沢市民会館

出演は 柳家小三治 林家正蔵 アサダ二世(手品) 古今亭志ん八 柳家小せん 雪で開催が心配されましたが、予定通り実施です。 小三治師匠は前泊して会場入りなさったそうです。 いつものように 舞台に上がった瞬間に 「かっこいい~」と釘付けになりました。 …

‘世紀の日本画’展      東京都美術館   (上野)

日本美術院再興100周年 記念の展覧会です。 教科書で見たことがあるような有名な絵がたくさんありました。 日本美術院は、明治31年 岡倉天心を中心に横山大観、下村観山、菱田春草などによって 開設された私立の美術団体です。 勤務していた官立の美術…

‘人間国宝展’    国立博物館  (上野)

2月23日まで開催の展覧会 日本伝統工芸展60回記念で「生み出された美、つたえゆくわざ」という副題 すごく良かったです。 日本の工芸品がお好きな方には是非お勧めします。 各分野、趣向を凝らした展示で興味深かったです。 古典作品の隣に、その復元作…

‘平家物語の世界 語りの伝承 -巻十六-    [横浜能楽堂]

プログラムは 狂言「柑子」 平曲「木曾最期」 能「兼平」 平曲は、平家物語の元祖の、琵琶法師が弾き語りする形式です。 木曽義仲の最期の場面です。 「兼平」は木曽義仲の乳兄弟の今井四郎兼平のこと。 義仲の死を知ると兼平は壮絶な自害をとげます。 当時…

8月のカレンダー

8月のお花は朝顔 こちらは桔梗(キキョウ) 夏は涼しげな青系のお花が似合いますね。

落語鑑賞会(春)   藤沢市民会館

柳家小三治師匠に久しぶりにお会いしてきました。 本日の枕は比較的短かったかな。 日本茶のペットボトルから、 「お茶を淹れる」という概念を今時の子供や若い親は知らない という話になり、 こんな世代を育ててしまったのは自分たちの世代であると 社会の…

“現代の書 新春展”    銀座 和光

例年行っている展示会だそうです。 現代の書家が新作を出展しているみたい。 大字、前衛、漢字、かな、漢字かな交じり、創作、古典、篆刻などなど 各種とりそろってました。 書の鑑賞にも慣れたので 現代の作品も楽しめるようになってきました。 老舗のデパ…

“観世宗家展”   松屋銀座

装束、面、書など、いろいろ取りそろっていました。 ビデオ上映コーナーもありました。 能楽関係の展示は、美術館でもときどきありますが これだけ作品数が多く、一つの流派のものをまとめて展示している機会は あまりないと思います。 能楽がお好きな方に…

能「紅葉狩」 狂言「清水」

11月17日(土) 鎌倉芸術館にて 年に数回の鎌倉能シリーズですが、最初にプレトークなるものが 付くのが恒例です。 その日の演目について解説するわけですが、 私は無い方がいいです。 これから演じられる内容を言葉で説明されるのって、興ざめでイヤ …

‘柳家三三 独演会’ 2012.9.16 [鎌倉芸術館]

柳家小三治師匠の弟子の中でも 一番有望で、次代のホープであるという三三さんです。 小三治師匠の会で噺を聞いたことはありますが 独演会は初めてです。 最初が柳亭市楽さんの「子ほめ」 二番目が、三三さんの「浮世床」 三番目が 「五目講釈」 最後が 「…

七草がゆ

お正月のごちそうで疲れた胃を休めるために おかゆを食べるのだそうです。 正月太りの解消にもいいかな

能「頼政」 狂言「呂蓮」     [鎌倉芸術館]

http://kamakura-arts.jp/img_all/spacer.gif鎌倉能「樂」シリーズ ~ 第8回 名曲鑑賞能 http://kamakura-arts.jp/upimgs/131259910619866-p1.jpg 狂言の「呂蓮」は、上演されることが少ない演目なのだそうです。 その場の雰囲気に乗せられて、軽はずみに大…

国立能楽堂  8月公演 ‘素の魅力’

東京 千駄ヶ谷の国立能楽堂に行ってきました。 劇場としてはこじんまりとした感じの建物ですが、 さすが趣のある和風建築で素敵でした。 中庭をとりかこんでぐるりと建物が建っています。 室内のインテリアも、御簾や格子戸が使われていて日本の伝統を感じさ…

相模薪能  寒川神社

8月15日に行われた 寒川神社の薪能です。 会場一時間前にはずらーっと並んでいました。 何時間も前から並んでいる人もいたとか。 本殿前に舞台がしつらえられていました。 お能の起源は寺社の客寄せのアトラクションですから こういう舞台が本来なのでし…

寒川神社 相模薪能 講座

8月15日に寒川神社で行われる薪能のシテをつとめられる 中森貫太氏による事前講義です。 某カルチャーセンターの講座なのですが、 当日の入場券が付いていたところが魅力です。 当日の演目のことだけではなく、 能楽の成り立ちや歴史を、当時の時代背景に…

柳家小三治独演会

川崎の麻生市民館にて 独演会は二回も聞けて、とってもお得な気分 いつもの通り、登場しただけで風格を感じます。 今回の枕は、子供のころの思い出話で、 身近なところになってた柿を食べたという話が中心。 お祭りで御神輿を担いだ話に、四神旗(ししんき)…