仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「新潮」一〇〇周年記念ムック「名短編」より  新潮社

森鴎外を初めとして、島崎藤村、芥川龍之介、太宰治、谷崎潤一郎、大江健三郎、瀬戸内寂聴など 日本文学史の年表のような大家の短編三十八作が載っています。 作品は、エッセイや短編小説など様々です。 雑誌掲載当時の原文で掲載されているので 旧仮名遣い…

私の健康法  “食生活”

食生活は健康の基本ですよね。 毎日、30品目以上をいろいろなおかずでバランス良く取るように ・・・・できればいいんですけど 日々の暮らしに追われて、なかなかそうもできません。 仕方ないので、毎日食べる品になるべく栄養素を盛り込むよう 心がけてま…

長岡良子

歴史物(奈良~平安)のマンガを書き続けている作家です。 現在は、秋田書店の少女誌「ボニータ」などで、 「華麗なる愛の歴史絵巻」という単発物のシリーズを続けています。 マイナーな雑誌なので、知っている人は少ないと思いますが 優しい人たちの心温ま…

私の健康法 “ストレッチ”

「ストレッチは健康によい」とはよく聞きますが、 本気で取り組む気になったのは、 基礎代謝量を上げるためには、腹筋などの筋トレをするよりも ストレッチで内臓の筋肉量をつけた方が効果的だと聞いたからです。 基礎代謝量とは、その人が一日で消費する最…

部活日誌 5/16

園 芸 部 我が家の緑ちゃんたちは、ただいま総勢10名です。 バジル=最初の双葉がしっかり育って、そろそろ次の双葉が顔を出しています。 最初の葉の間からクロスする角度で芽生えています。 小学校の理科の観察記録をしている気分。 アジアンタム=観葉植…

「主婦の友 新実用BOOKS」シリーズ  主婦の友社

最近一番よく読む(見る)本は、実はこれなんです。 ・「決定版 はじめての園芸百科」 ・「最新版 たのしい観葉植物」 ・「最新版 はじめての鉢花の育て方」 園芸部の教科書(笑)として使っています。それぞれ1500円くらい。 何かを始める時に、参考書…

「蜜柑」  芥川龍之介

「やっぱり芥川は天才だなあ」 と思いました。 文章が素晴らしいですよね ため息がでてしまいます。 何気ない日常の一コマを鋭く観察し、 高度な文章力で芸術的な一編にまとめあげています。 これだけ高度な頭脳労働をしている人は 長生きはできないんだろう…

部活日誌  5/15

園 芸 部 今日は課外活動に行ってきました。 県のフラワーセンター見学です。 今は、シャクヤク(芍薬)園とバラ(薔薇)園が見頃の時期で お客さんがいっぱいでした。 シャクヤクは東洋の花の中で代表格、薔薇は西洋の花の王ですよね。 その両者が咲き乱れ…

私の健康法 “体を冷やさない”

「冷えは病気の元」っていいますよね。 「体温を上げれば健康になる」みたいな本も出てたし。 冷え性なので、気をつけています。 冬場の服装は防寒最優先。 ・首の出る服は着ない。 ・靴はブーツが基本。 が自分ルール。 考えて決めた訳ではないんですが、 …

私の健康法  “お風呂”

「きのう何食べた?」というマンガの中で、 アラフォーの主人公が 「俺たちってもう、見た目のためじゃなく死なないために 摂生せにゃならん年になってきたんだなあ。」 としみじみ言う場面がありますが、 私もその心境がわかるような年代になってまいりまし…

「ビジュアル版 日本の古典に親しむ」シリーズ  世界文化社

日本の有名な古典作品をわかりやすくまとめたシリーズです。 第1巻の「源氏物語」から始まり、「百人一首」「万葉集」「枕草子」など全15巻がそろっています。 一冊2500円くらい。 全ページがカラーグラビアで、写真もたくさん載っているので、 気軽…

ビフテキとあしたのジョー

今日は忙しくて疲れてしまったので、夕飯は食べて帰ることにしました。 なじみのレストランで、何にしようかメニューを見て考えていましたが、 最近体調がイマイチだったりするので 景気づけにステーキをおごることにしました 150gの。 ワタクシ、小市民…

「いやいやえん」  中川李枝子:作  大村百合子:絵

赤い表紙が印象的な童話の本です。 福音館書店で1200円くらい。 作者のお二人は、子どものための本の作家として、とても有名な方々です。 「ぐりとぐら」シリーズは、だれでも目にしたことがあるのではないでしょうか。 この本には7つのお話が載ってい…

『紅匂ふ』  大和和紀

「紅匂ふ -くれなひ にほふ-」 は 元一流芸妓の岩崎峰子さんの「芸妓峰子の花いくさ」を原案とした 京都祇園の舞妓・芸妓さんの物語です。 講談社からコミックスがでています。 主人公:咲子は3歳のころ、祇園の置屋の女将さんに見初められ 置屋の跡取り…

「折々のうた 三六五日」   大岡信

「折々のうた」は朝日新聞の有名な連載で 詩人の大岡信さんが毎日一つ(短い)詩歌を選び、鑑賞文を添えたものです。 この本は、掲載された歌の中から 一年三六五日分を選び、一冊の本にまとめたアンソロジーです。 (岩波書店 2600円くらい) 本の装丁…

「名もなき毒」  宮部みゆき

「誰か」の続編にあたる現代小説です。 この2作は、宮部さんの新境地だと思っています。 主人公:杉村は、大企業の社内広報部に勤める善良な会社員。 しかし平凡なサラリーマンとは呼べない。 それは彼の妻がその大企業の会長の娘で、いわゆる逆タマである…

『花よりも花の如く』  成田美名子

白泉社の少女-女性誌「メロディ」連載中のお能マンガ。 主人公:憲人は能楽役者の青年。 日本文化を代表する古典芸能「能楽」。 役者の芸歴≒年齢の世界で、修行の道は長くけわしい。 主人公の家は、 父方は神社の家系、母方は能役者の家系という「和」なお…

芥川龍之介

日本文学を何か一つ読んでみよう、 と思う方には芥川龍之介をお薦めします。 なぜかというと ・話が短いから読むのに苦労しない。 ・文章が平明で理解しやすい。 ・ストーリーがシンプルでわかりやすい。 ・なおかつ深い意味が作品に込められているので、読…

『Good Job』 かたおかみさお

現在は講談社の女性誌「Kiss+」で、「新Good Job」として連載しています。 ふつーのOLさんたちの会社生活を描いています。 テーマは、ずばり人間関係。 ストーリーとしては平凡な日常だけれども、難しいテーマだと思います。 とある建設会社に働くOLたち。 …

男前豆腐店

男前豆腐店 というお豆腐のメーカー(京都)があるのです。ご存じでしょうか? うちの近くのスーパーには売ってます。 わざわざ関東にまで運搬してるんですね。 「男」という火消しや鳶職のようないなせなロゴがポイントです。 お豆腐の表面にもレリーフのよ…

まな板と包丁   “キッチン小咄”

たった500円で、とっても便利になりました。 うちにはまな板が2枚ありますが、1枚用のスタンドに無理に置いていたので よく倒れて不便でした。 先日、ホームセンターで2枚用の台をみつけて購入しました。500円。 2枚のまな板がぴたっと収まり、そ…

母の日♪

今年のプレゼントはカバンでした。 自分が気に入る店を見つけたので 母をそこに連れて行って、その店限定で選んでもらったのでした 弟が花を贈ったので、かぶらなくてよかったです。 街を歩くと、母の日プレゼント商品であふれていました。 花屋さん系がすご…

『ぽっかぽか』  深見じゅん

集英社の女性誌「YOU」に長期(不定期)連載している ちち・はは・あすかの三人家族のほのぼのホームドラマ。 テレビドラマ化されたこともあります。 主人公:麻美は専業主婦、 夫:慶彦はサラリーマン、 一人娘のあすかは幼稚園児。 あすかが生まれるの…

「ハリー・ポッター」シリーズ  J・K・ローリング[イギリス]

知らない方はいないでしょう。 世界中を席巻したファンタジー小説です。 児童文学ではありますが、大人も十分楽しめる物語です。 私はファンタジーは苦手で、有名な作品であっても進んで読みません。 なぜ苦手かというと、単純な勧善懲悪型の世界観で、登場…

『たまちゃんハウス』  逢坂みえこ

集英社の女性誌「コーラス」に連載していた、落語青春物。 主人公:珠子(大学生)の家は、 父は落語家(大名跡)、母は一門のおかみさん・下座(三味線)、内弟子二人同居 の落語ハウス。 生まれた時から落語漬けの環境で、たまちゃんは落語に対して 屈折し…

奥田秀朗との出会い

奥田秀朗さんは、一番新しく好きになった作家です。 出会いはマンガでした。 柴田連三郎賞を取った「家日和」が漫画化されたものを、たまたま読んだのです。 「おもしろいな~」と思い、原作者の名前を覚えました。 図書館で探してみると「ガール」があった…

『あの山越えて』  夢路行

秋田書店の女性誌「for Mrs.」に連載中の、ほのぼの農村夫婦マンガ。 主人公:君子さんは小学校の先生。 新婚早々、夫:歩(すすむ)さんが会社を辞め、田舎に帰って農業したいと言いだし、 慣れない農村生活が始まります。 歩さんの両親はとても優しく、忙…

部活日誌  5/6

園 芸 同 好 会 バジルくん、順調に成長中。 芽が伸びて、カワイイ双葉になってます。 みな同じ方向に曲がっていたのは お日様に向かって伸びていくからなのかな?

宮部みゆきについて①

好きな作家を一人あげるとしたら、宮部みゆきさんです。 ・・・という人はそこら中にいると思いますが。 宮部さんについて語りたいことはいくらでもあるので、 少しずつ記事にしていこうかと思います。 何かの本にあった、出版業界のある人物の言葉: 「今、…

『OL進化論』  秋月りす

講談社「モーニング」に長期連載中の、OL 4コママンガ。 ふつーのOLの、ふつーの日常を描き続けて20年にもなるというのがすごい。 作者はOLではないのに、どうやってネタを集めるんだろう? この方の他の雑誌の連載もおもしろいです。 家族物が多い感じ。…