仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

手ごねハンバーグ

某ファミレス(関東ローカルチェーン)の季節メニューです。 運ばれてきた時には、ハンバーグは内側がレアの状態で、 客席で切り分けて内側に火を当てて仕上げて、食べることになります。 そのために鉄板皿が使ってあるわけですね。 携帯コンロ(旅館の食事…

山岡荘八  「頼朝勘定」  講談社

歴史小説の大家 山岡荘八氏の短編集です。11編収録 織田信長の少年期、藤堂高虎の家臣、織田信長の家来になった黒人、沢庵和尚、 徳川家康の父の家臣などが題材になっています。 表題作の「頼朝勘定」は、源頼朝と妻の北条政子のなれそめの物語です。 時代…

チリ落盤事故、全員救出!

救助員の方も無事戻ってきたそうです。 本当によかったです。 密閉状態の地下で何十日も救助を待つなんて 想像を絶する精神状態ですよね。 すごいことです。 救助活動にあたっては、諸外国も協力したとのこと。 最近は、心あたたまるニュースが少ないので、…

「森は生きている」  サムイル・マルシャーク  [ロシア]

ファンタジックな児童劇の戯曲(シナリオ) 1943年発表以来、映像化・舞台化されている。 現在の日本でも舞台での上演が続いている。 大みそかの日、舞台は奥深い森の中。雪に埋もれた森では動物たちが会話している。 森の奥では、12月の精霊達が年に…

「万葉集」 ②

万葉集 パート2です。 今度は 「万葉ロマン紀行」 偕成社 文:吉野正美 写真:藤田 浩 という本からです。 この本も各歌に写真が添えてあります。 知識的なことを解説するより、歌の内容や雰囲気をわかりやすく伝える、という方針の本なので 「古典文学」と…

「クリスマス・キャロル」  チャールズ・ディケンズ [イギリス]

文豪ディケンズの有名なクリスマス・ストーリー 1873年に出版 ロンドンの商店主のスクルージは、守銭奴、冷酷、利己主義、強欲、人嫌い、偏屈と誰に聞いても 悪い評判しかないクソジジイ。誰もがやさしい気持ちで幸せな一日を過ごすクリスマスの日にも、…

“体重を計る度、ツイッターにアップされる”

今日、ラジオを聞いていたら 「体重を計る度に、ツイッターに自動的に記載されるシステムの体重計が発売された」 というニュースが流れていました。 よくもまあ、究極のプライバシーを全世界に発信する気になるなあ とびっくりしました。 最近は、個人情報保…

普洱茶

探していた中国茶(プーアル茶)が手に入りました。 Tパックのは、なかなかないので見つかってうれしい(^^) 中国茶にあるという脂肪燃焼効果に期待です。 ダイエット強化月間に入りまして、いろいろ工夫をしています。 糖類0チョコレートを導入してみたり。…

「最初のオトコはたたき台」 林真理子  [文藝春秋]

「週刊文春」連載の名物エッセイの、2008年度分の単行本 非常にインパクトのあるタイトルですね 20年以上も連載が続いているなんてすごい! 読んでいると、当時の世相が思い出されます。 「雪降りの日」という章が印象に残りました。 林さんの家には、…

秋の海シリーズ 1

ひねもす のたりのたり・・・って違う 秋のうみ 日射し和らぎ ホッとひといき ってところかな。 夏が終わったので、海を見てきました。 夏は暑いし、日焼けするし、人が多いので行かないのです たくさんのサーファーが波と戦っていました

「松風の家」 宮尾登美子    [文藝春秋]

茶道の裏千家をモデルにした、歴史ある家柄を支える女性を描いた芸道小説 時代は明治、京都 後之伴家は千利休を祖とする茶道三家の一つという由緒ある家柄。 明治維新後激変した世の中で茶道の行く末が危ぶまれる中、十二代家元恭又斎は 十三才の息子(十三…

秋、到来

街を歩くと、キンモクセイの香りがあちこちからただよってきますね。 こんなにたくさん植えられてたんだなあ、と驚くくらいです。 普段は目立たないけれど、花の時期には通りすがりの人も 楽しませてくれるなんて、奥ゆかしいなあ 近所で、見上げるくらい大…

「殺人よ、さようなら」 赤川次郎

『殺人よ、こんにちは』の続編です。 前作から3年が経ち、主人公有紀子は16才になっています。 16才の夏、有紀子と母はあの海辺の別荘に再びやってきた。 友だちの聡美が遊びに来て、死んでしまった八重子さんの代わりに直子さんというお手伝いさん が…

「小説日本芸譚」 松本清張 [新潮社]

日本史上の芸術家10人を取り上げ、その人間像を描いた短編集 運慶、世阿弥、千利休、雪舟、古田織部、岩佐又兵衛、小堀遠州、(本阿弥)光悦、写楽、止利仏師 清張氏の現代物ではなく、歴史小説を読んでみました。 日本の伝統美術も好きなので、興味深く読…

「三毛猫ホームズ」シリーズ 赤川次郎

赤川氏の代表作シリーズ 三毛猫が探偵というユニークなミステリー 片山義太郎は警視庁捜査一課の刑事だが、血、高所、女性など苦手なものが多い気の弱い性格。 探偵役の三毛猫ホームズの助手・通訳として、事件を解決する。 片山と同居の妹晴美は気が強く、…

「万葉集」

8世紀ごろ(奈良時代)に編纂されたという日本最古の和歌集です。 四千五百首ほどの歌が収めてあります。 古今和歌集(平安)、新古今和歌集(鎌倉)と合わせて、三大和歌集と呼ばれています。 ‘ますらおぶり’といわれる率直で素朴な歌風が魅力です。 新古…

「殺人よ、こんにちは」 赤川次郎

13歳の少女が主人公のサスペンス・ミステリー 有紀子は財産家の一人娘。ある朝父親が亡くなった。病死だということだが、 母が殺したということに有紀子は気付いた。 半年が経ち、有紀子と母親とお手伝いの八重子は例年どおり海辺の別荘に滞在している。 …

絵本「うさこちゃん」シリーズ  ディック・ブルーナ [オランダ]

みんな知ってる うさこちゃん(ミッフィー)シリーズです。 今では絵本よりも、キャラクターとしてのミッフィーちゃんの方が有名でしょうか。 とてもたくさん本が出ています。 シンプルでかわいい絵と独特の色づかいが魅力です。 ストーリーもシンプルだけ…

「大きい1年生と小さな2年生」 古田足日  [偕成社]

発行から40年になる ロングセラーの児童文学 子供向けとしては、長いお話です。 まさやは小学校一年生。体は大きいけれども、とても気の弱い男の子。 あきよは二年生。体は小さいけれども、気が強く負けず嫌いの女の子。まさやのめんどうをみてあげる。 小…

『修羅の門』 再開!

http://kc.kodansha.co.jp/kc_up/image/CDB/1234610482/1234610482_cl.jpg と言われても、このネタが分かる方は少ないかと思いますが・・・・ 「月刊少年マガジン」で14年前まで長期連載していた格闘技漫画です。 主人公:陸奥九十九(ムツ ツクモ)は古…

こけし ‘ゆうづる’

箱根のこけし店で買いました。 「ゆうづる」という名のこけしです。 季節もだいぶ秋めいてきたので、出しました。 赤と黒という色彩で、演歌を思わせるような雰囲気があり、 こけしにしては‘濃い’かもしれません。 買ったお店は、小田急 箱根湯本駅の駅前通…

「一冊でわかるイラストでわかる 図解世界史」  [成美堂出版]

1300円です。 探していた世界史資料集を入手しました 欲しかった、全世界の歴史を一枚で整理した略年表や 各時代の勢力図の変遷を示した世界地図が載っています。 各大陸ごとの通史地図もついています。 学校で世界史を習ったときは、地域ごとに章立てがされ…

ゴーゴー ミッフィー展

横浜そごうで開催中のゴーゴーミッフィー展をみてきました。 みなさんご存じの絵本 うさこちゃん(ミッフィー)シリーズ 誕生55周年の展覧会です。 作者は、オランダのディック・ブルーナ氏です。 絵本のさし絵や原画、スケッチ展示、アニメの映像、絵本…

駅のお花  “ハロウィン仕様”

いつも飾られている 駅の生け花、 今日見たら、花器がハロウィーンかぼちゃでした。 かわい~い

「もっと塩味を!"Plus de sel, s'il vous plait!"」 林真理子[中央公論新社]

フランス料理のレストラン経営を志したことから人生が激変した女性を描いた長編 安川美佐子がマダム、夫の直人がシェフを務めるパリのレストラン「シリウス」が「ミシュラン」レストランガイド の星を獲得した。長年の苦労の末念願がかなった喜びもつかの間…

衣替え、進行中~

今日は衣替えにはもってこいの、さわやかに晴れた暖かい一日でした。 扇風機しまったり、ござを片づけたり 夏物の衣類をしまったり。 ついでに普段掃除しない家具のかげに掃除機かけてたら 行方不明だったものが発見されました。ラッキー

10月のカレンダー

切り絵風の絵に一目惚れして買ったものです。 飾る場所を探すのに苦労しました(^^) 黒地の上に色鮮やかな絵が映えます。 所々、金箔が貼ってある部分もあって素敵。

「黒革の手帖」 松本清張

勤める銀行から横領した大金を元に、銀座の夜の街でのしあがろうとする女性が主人公のサスペンス 文庫上下巻にわたる長編 原口元子は15年以上も勤めるベテラン女子行員だったが、顧客の口座から横領した末退職し、 銀座でバーを始める。「カルネ」という小…

十月のことば

霜葉満千林 そうよう せんりんに みつ 【大意】 煩悩や執着を消して、訪れた自然の姿に 説法あり。 力強い樹木の生い茂る情景に感あり。 天台宗カレンダーより