仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『あしたのジョー』 ちばてつや・高森朝雄

う~ん、やっぱり永遠の名作ですよねぇ。 あのハングリー精神、 人生すべてをボクシングにかける「男」の生き様・・・ 現代にはもはや存在しない世界です。 (職場の若い子には、ジョーのネタが通じなかったです。。。) 久しぶりに読みましたが、細かい部分…

「千字文(せんじもん)」

漢字版いろは歌 とも言うべき漢文の長詩です。 一〇〇〇文字の漢字を使った 四字を一句とした、二五〇の短句で出来ています。 同じ漢字を二回使ったりはしていないのです。すごい! 内容は、森羅万象(この世のあらゆる出来事)について述べています。 中国…

「家日和」 奥田英朗

集英社から文庫がでました。柴田錬三郎賞受賞作 家(家庭)をテーマにした短編集です。6作収録。 奥田英朗にしては、毒度の低い(笑) どなたにでも安心しておすすめできる、温かみのある作品集です。 「サニーデイ」 主人公:紀子は、中学生の息子と娘を持…

柳家小三治師匠との出会い

柳家小三治師匠は落語界の重鎮で、落語協会会長にも就任されました。 私は落語にくわしくないので、どれくらいすごい方なのか、ちゃんとご説明できないのですが。 今週、三ヶ月ぶりに柳家小三治師匠の落語を聞きに行きます。 気分を盛り上げるために、師匠と…

『回転銀河』 海野つなみ

講談社の女性誌「Kiss」に掲載の、オムニバスシリーズ。 舞台は高校。 各回、さまざまな生徒たちの恋愛模様・人間模様が描かれる。 恋し合う姉弟、それを見守る友達、 女の子たちの美しい友情・シビアな友人関係、 学校の孤高のアイドルに対する憧れ・憎しみ…

中国茶・工夫茶器

これこそ、ホントに棚の飾りです。 買った時以外使ったことない。。。 まあ、予想された展開でしたが、手間がかかりすぎるので。 あと、日常飲むなら中国茶より日本茶の方が 私はいいですね。 かわいいので、飾りとして置いておいてもいいのですが、 他に使…

ティーカップ

こちらも、棚の飾りが主な役目なのですが・・・ 上から .ΕД奪献Ε奪鼻屮献礇好僉次 ◆.ΕД奪献Ε奪鼻屮ぅ鵐妊ア」 ウェッジウッド「サムライ」 これだけ、コーヒーカップです ぁ.螢船磧璽鼻Ε献離蝓 屮蹇璽此Ε屮襦次 ウエッジウッドが好きです。 すっきりと品…

「色々な色」 近江源太郎 〔光琳社出版〕

タイトルの通り、「色々な色」を写真付きで紹介している本です。 今は、角川書店から「色の名前」というタイトルで発売されているようです。 7つの章に分けて 自然(海や空や山)、動物、植物、鉱物、染物などから由来する色を 説明しています。 オールカラ…

萩焼のお茶碗

萩焼のお茶碗です。 ・・・萩焼らしくない色調ですが。 お茶をたてることはあまりないので、 もっぱら棚の飾りになっています。 シンプルなデザイン、素朴な土の感じ、 微妙な色味---利休鼠というか、鶯茶というか それから、無造作な ○ の模様 などなど、お…

青汁入り牛乳

牛乳に青汁を溶かしたものです。 最近は毎日のように飲んでいます。 説明書きには「ヨーグルトにかけて」ともありますが、 そちらはまだ試していません。 グラスは、山口県萩市の名産「萩ガラス」の品です。 色が緑で色調が合うので、いつもこれで飲んでいま…

『パティスリーMON』 きら

集英社の女性誌「YOU」に連載していました。 タイトル通り、ケーキ屋さんのマンガです。 読んでいると ケーキが 食べたくなります。 ダイエットには不向きかな(笑) パティスリーMONで働く主人公:オトメちゃん。 店にはイケメン・パティシエが二人。 オ…

「鬼平犯科帳」 池波正太郎

池波正太郎先生の代表作の一つ。 ドラマを見たのが先なので、頭の中でも 平蔵は中村吉右衛門、久栄は多岐川裕美でイメージ化されます。 鬼平さまの、酸いも甘いもかみ分けた男の魅力にはしびれます 時々おちゃめな顔を見せるのもたまりません。 相模の彦十と…

『彼方から』 ひかわきょうこ

純愛冒険ファンタジー漫画です。 白泉社文庫から出ています。 おとなしく平凡な女子高生 典子は ある日、爆発にまきこまれ、異世界に飛ばされる。 そこは、科学は発達しておらず、 占い師や魔術師が権力を握るような世界。 肉食の虫に食べられそうになったノ…

「ブレイブ・ストーリー」 宮部みゆき

ロールプレイング・ゲーム仕立ての冒険ファンタジー小説です。 文庫で3~4冊と長いですが、若者にぜひ読んでほしい大作です。 ファンタジーとしておもしろいだけではなく、いろいろな魅力を持っている作品なので 大人が読んでも楽しめます。 冒険ファンタ…

てるてる五兄弟

入梅が近づいたので、登場です。 てるてる五兄弟の 「次男」くんです。 【性格】 温厚な次男。面倒見の良い優男。 五兄弟、それぞれ 顔と性格が違うんですよ~

こけさんごちゃん

左手に窓があります。 やっぱり光の差す方へと 葉っぱは伸びていくものなんですね~。 しかし、この子の葉っぱは伸びすぎたら 切ってあげたほうがいいんでしょうか?

ご存知の方、おしえてくださ~い!

先日から、ある記憶がちらちらと、頭の中から離れないのです。 たしか児童文学で 子どもが 鉛筆のスケッチで マツバボタンの花を丹念に描く というシーンがある話があったと思うのです。 そのシーンのさし絵も載っていたような・・。 数十年前に書かれた本で…

「おしいれのぼうけん」 古田足日・田畑精一 [童心社]

さし絵の多い児童書です。 30年以上前に出版されたロングセラーです。 ここは さくらほいくえんです。 さくらほいくえんには、 こわいものが ふたつ あります。 ひとつは おしいれで、 もう ひとつは、ねずみばあさんです。 ねずみばあさんは、先生たちの…

『少女漫画』 松田奈緒子

少女漫画の古典的名作をモチーフにした連作短編集。〔集英社〕 少女漫画が大好きで、大人になった女性たちにぜひ読んでほしい傑作。 もちろんそうでない方にも。 モチーフになった作品を知っている方が、より深く味わえますが 知らなくても読める内容です。 …

『にしむく士(さむらい)』 大和和紀

ふつーの平さむらいの日常生活を描いた、お江戸お茶の間コメディーです。 講談社漫画文庫から出ています。 主人公:仲村半四郎 は御徒組所属の御家人。 愛妻ゆきえと、一人息子の太郎の三人家族。 仕事はヒマで収入も少なく、特別なやりがいはない日々。 そ…

「心とろかすような マサの事件簿」 宮部みゆき

「パーフェクト・ブルー」の続編ですが、前作を読んでいなくても支障ありません。 5編収録のミステリー短編集です。 物語はすべて、蓮見探偵事務所の犬マサによって語られます。 大規模な犯罪事件はなく、蓮見家の日常の様子がうかがえる作品集です。 前作…

「パーフェクト・ブルー」 宮部みゆき

現代ミステリー小説、初期の作品です。 諸岡克彦は、優れたピッチャーで高校野球界のスターだ。 その彼が殺された。 事件の解明に、蓮見探偵事務所の加代子たち、犬のマサ、 克彦の弟の進也がのりだしていく。 語り手は犬、という斬新なスタイルです。 マサ…

『銀曜日のおとぎばなし』 画像

4月16日の記事の画像なのですが・・・ 小鳥のリルフィーちゃんをお目にかけたかったのです。 かわいーんだもん。

『青空エール』 河原和音

集英社の少女誌「別冊マーガレット」に連載中の青春熱血純愛ストーリー 主人公の少女 つばさ は、 甲子園のスタンドで応援演奏をしたいという夢をもって ブラスバンド・野球部の名門白翔高校に入学。 しかし、初心者で引っ込み思案なつばさは、 名門部の厳し…

「ぼんくら」「日暮らし」 画像

前の記事の画像です。

「日暮らし」 宮部みゆき

「ぼんくら」の続編の、時代ミステリー小説 上下巻で、計5編が収録されています。 「おまんま」 岡っ引き 政五郎の子分の男の子、おでこくんの思春期の?悩みのお話。 政五郎さんはやっぱりシブいなあ。おかみさんのお紺さんもいい女です。 「嫌いの虫」 鉄…

「ぼんくら」 宮部みゆき

時代ミステリー小説です。 謎解きのストーリーはもちろん 個性的な登場人物たちが魅力的な作品です。 主人公:井筒平四郎 同心、本所深川方の町方役人。(交番のおまわりさんのような仕事) 性格は、「ぼんくら」。ものぐさでだらしないが、優しく暖かい人柄…

夕げの匂い

夕飯の支度中、魚を焼くので換気扇をつけました。 用があって台所の外に出ると、 焼き魚の匂いがたちこめていました。 ・・・当たり前のことだけど。 夕暮れ時、通りすがりによそのおうちのご飯の匂いがただよってくると 懐かしいような気持ちになります。 …

お台場ガンダム

去年の話なのですが 見てきました、お台場の実物大ガンダム。 ファーストガンダム世代の私は萌えました~。 ガンダムはファーストに限る! って他のはほとんど見てないんですけど・・・ その後、静岡に移転したんでしたよね。 富士山をバックにしたガンダム…

宮部みゆきについて②

すみません、今回は自慢話です。 【その1】 干支が同じ。 って、自慢にはならないか。。。 【その2】 直筆サイン入りの本を持っている。 私の字じゃありませんよ(笑) 本当に宮部先生のです。 学生のころ、当時通っていた学校の学校祭で講演会がおこなわ…