仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2015-01-01から1年間の記事一覧

10月下旬のお花

秋らしくシックな色合いですね。

私の季節、到来

それは、チョコレートの新製品の季節です。 夏場はチョコの販売が控えめになりますが 秋に入ると売り場に新製品が並びます。 チョコフェチの私は眺めているだけで にこにこです。 今年のヒット第一弾はこれ。 ブルボンの「黒Truffe 生チョコレートトリ…

十月の歌   ‘万葉集より’

秋の野の み草刈り葺き宿れりし 宇治の宮処の 仮蘆し思ほゆ 額田王 三輪山を しかも隠すか 雲だにも心あらなも 隠さふべしや 額田王 君待つと 我が恋ひ居れば 我がやどの 簾動かし秋の風吹く 額田王 風をだに 恋ふるは羨し 風をだに 来むとし待たば 何か嘆か…

「幸田文」   [ちくま日本文学全集文庫]

明治の作家幸田露伴の娘 幸田文 この方の随筆は今まで何冊か読みました。 父露伴の子供への教育のエピソードが好きです。 しかし、改めてまとめて読んでみると 「重~い」 結婚10年にして離婚して一人娘を連れて 父の元に帰っています。 この方の言い分で…

新しい掃除機のグチ

先日、20年ぶりに掃除機を買い換え やっぱり便利だわ~ と喜んだのも束の間。 元の方がよかったかも、 と悔いる今日このごろ。 細かい機能はそりゃ新しいものの方が いいんだけど 出力(吸う力)は古い方がずっと強かった。 古い方は細かい付加機能がない…

10月のお花

すみません、 どれがどの花かわからないんですけど ボールみたいのがすすき?

10月のカレンダー

色絵竜田川図向付 尾形乾山 十月は紅葉の季節、 だから竜田川、ですね。

‘根津青山の至宝 展’      根津美術館  [青山]

11月3日まで開催の、 美術館 創設者の初代 根津嘉一郎のコレクション展です。 根津氏の茶道歴を辿れるような展示になっているので 氏の趣味の興味のある方には特に、 また茶道具好きな方にお勧めです。 氏が開催した記念的な茶会のお道具が 数通りそろえ…

‘琳派と秋の彩り 展’   山種美術館  [恵比寿]

10月25日まで開催の展覧会です。 いつもながら 私好みの展覧会です。 芸術的には、オーソドックス・王道好きの私は、琳派も好きです。 季節では秋が一番好きだし。 日本画の場合、絵そのものに加えて 装丁(掛け軸の模様)も鑑賞の対象になるのですが そ…

休日のお出かけ   ‘鎌倉 癒しの半日コース’

ちょっとお出かけしたい、 でも連休終わりだし疲れを残したくない というコースで 鎌倉散歩を 花の寺 海蔵寺 こちらは一年を通しての雰囲気が知りたいので 時々行こうと思います。 拝観料不要なので気軽に立ち寄れます。 お賽銭は納めますが(^^) 今は花の端…

『十年後、街のどこかで偶然に』 津田雅美   [白泉社]

大人の女性にお勧めしたい少女漫画です。 4作収録の連作短編集 同じ高校に通った3人の女子の、十年後の出会いを描く恋愛物。 1話と3話は同じカップルの物語。 筆記具メーカーに勤めるハンサムなキャリアウーマンと無口な左官職人という組み合わせ。 二人…

「太宰 治」     ちくま日本文学全集文庫

年表を見ると、一生の内に 何回、自殺を図ったのかと思いました。 幼い頃から自殺願望を持ち続けていたわけですね。 生育環境に問題があったそうですが。 それにしても 一人で死なないで女性を道連れにするというのは どういう心理なのでしょう。 奥さんも良…

秋刀魚に思う。

秋の楽しみの一つのサンマですが 年をとって一匹をいっぺんに食べられなくなっていました。 (あぶらっこいので) 二つに切って、半分だけ焼こうとしたところ、 気が変わりやっぱり両方焼くことにしました。 なぜなら、一匹が小さかったので。 見慣れたサイ…

国勢調査

インターネットで回答してみました。 今までの、調査員が戸別訪問して回収する方式では 今の時代無理でしょうね。 (インターネットで回答しなかった世帯は従来通り訪問方式になりますが) といっても、インターネット回答する場合でも 事前に一度訪問される…

九月の歌   ‘万葉集より’

朝に行く 雁の鳴く音(ね)は 我がごとく 物思へかも 声の悲しき おし照る 難波堀江の 葦辺には 雁寝たるかも 霜の降らくに 今朝の朝明(あさけ) 雁が音(ね)聞きつ 春日山 もみちにけらし 我が心痛し 穂積皇子 秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り か…

9月のカレンダー

四季草花下絵和歌巻 本阿弥光悦 萩の花々の上に半月、というユニークなデザイン 書は千載和歌集の桜の和歌 いわさきちひろカレンダー

「永井荷風」      [ちくま日本文学全集文庫]

ものの本の解説通りの作風だなあと思いました。 粋とか浪漫とか江戸情緒とか。 私は、現実社会や生活を直視しないタイプの人はダメですね~。 小説はフィクションではあるけれど 現実社会のリアリティの上に立った 創作じゃないとおもしろいと思えないんです…

「美味しんぼ」の影響

引き続き、図書館で借りて 「美味しんぼ」読んでいます。 抜けてる巻もありますが 一応、最初から最後まで大体通して読めました。 昔読んだ時得た豆知識が、結構身に付いていたりしました。 お刺身のわさびは醤油にとかすんじゃなくて 直接乗せるとか。 今回…

八月の歌 ‘万葉集より’

夏の野の 繁みに咲けり 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものぞ 大伴坂上郎女 八百日(やほか)行く 浜の真砂(まなご)も 我が恋にあにまさらじか 沖つ島守 笠郎女 夏野行く 牡鹿の角の 束の間も 妹が心を 忘れて思へや 柿本人麻呂 朝寝髪 われはけづらじ 愛(…

『ふしぎの国のバード』    佐々大河   [エンターブレイン]

明治 開国後の日本にやってきたイギリス人の女性冒険家 イザベラ・バードが主人公 横浜からスタートし、日本海側を北上し、蝦夷が島(北海道)を目指す道中を描くストーリー 雑誌「ハルタ」に掲載中。 この雑誌には森薫氏の「乙嫁語り」も載ってます。 白泉…

『ときめきトゥナイト 江藤望里の駆け落ち』    池野恋[集英社]

またまた出ました、「ときめきトゥナイト」の番外編 今度は、蘭世の両親 望里と椎羅のなれそめです。 もともと魔界では、吸血鬼族と狼人間族が敵対しあっていたとか 設定がおもしろかったです。 短編「江藤蘭世の悶々」は プロポーズ直後の蘭世が神谷曜子に…

‘アールデコの邸宅美術館’展②

建物や調度みな、アールデコ様式だそうです。 こういう歴史的建造物が丸ごと保存されていることは意義が高いのでしょうね。 平日の本館のみ、写真撮影可とのことです。

“アールデコの邸宅美術館”展   東京都庭園美術館(目黒)

アールデコ様式で作られた近代の洋館です。 広い庭園が付属しているのですが、現在は大部分が工事中です。 元の建物である旧館に、展示スペースの新館がついています。

‘国宝 曜変天目茶碗と日本の美’    サントリー美術館(六本木)

9月27日(日)まで開催の 大阪 藤田美術館のコレクション展です。 藤田美術館は大きい美術館ではありませんが 価値のあるコレクションを持っています。 一番は、曜変天目茶碗 茶碗の名品の中でも第一、という見方ができるほどの逸品です。 その他、寸松庵…

8.30 国会10万人・全国100万人行動      国会議事堂周辺

2015年8月30日(日) 14:00~ 国会議事堂周辺 他 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 http://sogakari.com 全国各地でも同時行動がとりくまれます。 (くわしくはホームページで) http://sogakari.com/?p=732 戦争法案廃案、安…

みんなで決めよう「原発」国民投票

原子力発電所を今後どうするかを決める国民投票を 実施するための市民活動です。 主張は「反原発」でも「原発推進」でもなく 「国民投票の実施」を目指す活動だそうです。 署名やカンパをつのっています。 署名はホームページ上でもできます。 みんなで決め…

「菊池寛」   [ちくま日本文学全集文庫]

作家としてより、文芸春秋社の創立者としての方が 日本文学界への影響は大きい人物でしょうか。 芥川賞・直木賞を創設したのだし。 今回初めて読みましたが、 感想を一言でいうと「読みやすい」 スラスラ読み進められました。 文学というより小説。 サラリー…

「川端康成」     [ちくま日本文学全集文庫]

収録作品の選択に驚きました。 「伊豆の踊子」も「雪国」も入っていないんです。 短編が8編で あとは「山の音」という長編が一つだけ。 短編「葬式の名人」は自伝的小説で 川端康成は肉親に縁が薄かったことがわかりました。 「山の音」 私は名前も知らなく…

根津美術館の庭園

くちなし 良い香り 池もいくつかありますが、 それぞれコンセプトが違うようです。 なにげにお茶目な置物を時々見かけます。 ラブリー

‘絵の音を聞く’ 展     根津美術館(青山)

9月6日までのコレクション展です。 タイトルの通り、何かの音を感じさせる絵の展覧会です。 時代や流派ではない、鑑賞者側としてのテーマでまとめた企画ということで 新たな発見がありました。 今まで美術展を見るときに 「音を感じ取ろう」と思ったことは…