仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2017-01-01から1年間の記事一覧

近所のごはん屋さん、閉店

家のすぐ近くの中華やさんが閉店するということで びっくりしました。 町のラーメン屋さん的な店だけど味はけっこうよかったし、 体調が悪い時とかに便利だったのでがっかり。 老夫婦の営む古い店だったから 仕方がないかな。 店に入った時にはそのことは知…

『重版出来! 10巻』    松田奈緒子  (小学館)

青年漫画編集者お仕事漫画 「重版出来」10巻発売です。 おめでと~ お気に入りキャラ コミュ障のモンスター新人漫画家 中田伯 おしゃれ雑誌のインタビュー記事に応じたものの、やっぱり無理だった というエピソードなのですが、 初めから「無理」と断るの…

物件探し

次の家探しが趣味になった今日この頃。 実際にエリアを巡ってみたり ネットでサイトを見たり。 全てに満足な物件は(残って)ない ということがわかります。 何を優先して何をあきらめるかという 取捨選択の問題ですね。 実際に選ばないような物件ものぞいて…

『3月のライオン  13巻』より       羽海野チカ  (白泉社)

先日発売された13巻について 12巻では、川本姉妹が夏祭りで出店を出すことになり そこに林田先生と島田棋士がきていて 鍋を抱えて転びそうになるあかりお姉ちゃんを、二人が両側から支えるという展開 初対面の島田棋士があかりに関心をしめし、 以前から…

十月の句   ‘与謝蕪村の俳句より’

白萩を 春わかち取る ちぎり哉 中中に ひとりあればぞ 月を友 山の端や 海を離るる 月も今 地下がりに 暮れ行く野辺の 薄哉 うつくしや 野分の後の とうがらし 紀の路にも おりず夜を行く 雁一つ 花守は 野守に劣る けふの月 月見れば なみだに砕く 千々の玉…

10月のカレンダー

シックなデザインが秋らしい。 上野動物園の香香ちゃんは元気かな。 やっぱり秋は菊かな。

階下の住人

引っ越して一年経たないけど もう次の転居を想定する事態が発生してしまいました。 私は賃貸住宅の二階で 数ヶ月前に階下の住人が入れ替わりました。 前は留守がちの夫婦だったけど 今度は年配の女性(働いていない様子) 在宅時間が長そうだと、イヤな予感…

少年・青年漫画における読者サービス

少女・女性誌出身の女性漫画家の作品が少年・青年誌に掲載されることも 珍しくなくなりました。 男性作者の漫画より読みやすいので 手に取ることが多いのですが ある共通点?に気づきました。 やっぱり男性読者をひきこむための演出があるのかな、と。 青年…

野菜売り場で買うより、鉢植えがお得

今年の夏は、鉢植えを多めに置いてみました。 鉢植え一つで一夏保つものは、 バジル、シソ、ミント 野菜として一回買う値段で鉢植えが買えるので 断然お得です。 ハーブ系は丈夫なので、水をあげるだけでOK。 夏が終われば枯れちゃうはずなので 冬越しさせる…

『銀の匙』  荒川弘     (小学館)

週刊少年サンデーに連載中の農業高校漫画 14巻まで出ていますが、そろそろ完結しそうな感じ。 主人公 八軒勇吾 ヒロイン 御影アキ クラスメートたち 二人は馬術部 舞台は北海道十勝の農業高校 主人公は酪農科・馬術部なので、牛を飼ったり豚を飼ったり馬を…

9月の句   ‘与謝蕪村の俳句より’

秋来ぬと 合点させたる 嚔かな 子狐の 何にむせけむ 小萩はら 錦する 秋の野末の 案山子哉 梨の園に 人たたずめり 宵の月 月天心 貧しき町を 通りけり 秋雨や 水底の草を 踏みわたる 足もとの 秋の朧や 萩の花 白露や 茨のはりに ひとつづつ 茨野や 夜はうつ…

9月のカレンダー

すすき野原で戯れるこどもたち 秋らしくシックなドレス こちらもすすきと桔梗

‘近衛信尹と三藐院流の書’ 東京国立博物館 特集    (上野)

とーはくの常設展(総合文化展)の特集室で10月9日まで開催中 近衛信尹は「寛永の三筆」に数えられる能書家 関白になるような高位の貴族でありながら ユニークな人物です。 和の書(かな)は女性的で繊細なものですが この人の書は豪快で男性的で好きです…

ARKADAS    鎌倉小町通りのトルコ料理店

鎌倉小町通り 駅から入って一番目の右手のビルにあります。 たぶん何十年も営業していて 気になってはいたのですが とうとう入ってみました。 お店のインテリアはトルコ風のようで テーブルがタイル張りでそれそれ模様がちがうのがかわいい。 店員さんは(お…

gram 鎌倉小町通りアクセサリーショップの情報 2017年8月

知る人ぞ知る、 gram (鎌倉小町通りアクセサリーショップの情報) の近況です。 相変わらず1000円リングの行列がすごいです。 特に週末は、店内は戦場のような状態。 店員さんが増えたので 対応力は上がってると思いますが。 まだスタッフ募集してます…

「やってはいけない実家の相続」    天野隆  (青春新書)

必要性を感じるようになってきたので 書店や図書館で相続関係の本をあたっています。 さまざまな本があり、アプローチの仕方も何種かあります。 「相続税は減らさなきゃ損!」的な内容の本は その方法を事細かに述べていたりします。 「そりゃ税金はできるだ…

‘北斎 冨嶽三十六景’ 展 ②    MOA美術館(熱海)

豊臣秀吉の「黄金の茶室」を再現したもの。 リアルで見るとやっぱり 「秀吉、趣味悪~」 成金趣味ですね。 ご丁寧に、障子と畳まで赤色にしているところがまた。 能舞台もあります。

‘北斎 冨嶽三十六景’ 展 ①    MOA美術館(熱海)

葛飾北斎の冨嶽三十六景が全て見られます。 富士山シリーズといっても、富士山が主役とは限りません。 どどんと富士山を描いている絵もあるけれど 探さないとどれが富士山かわからない絵もあって、そこがおもしろい。 地域的には関東~東海にわたっています…

東京国立博物館 平成館 考古展示室   (上野)

平成館は特別館の会場ですが、この部屋は常設展料金で入れます。 考古学オンリーとしては、広いスペースで作品数も多く 説明もわかりやすいので 知識のない方も楽しめると思います。 この部屋も企画がおもしろいです。 土偶の実物大模型。 持ってみるとズシ…

東京国立博物館 本館      (上野)

文化風俗の史料の部屋は 芸術というのとは違って、くすっと笑ってしまうような品々があります。 夏休みの親子向け企画 実施中です。 子供さん、または日本美術に関心はあるけれど難しそうで敷居が高いという方に お勧めしたいです。 とーはく所蔵の国宝屏風 …

東京国立博物館 法隆寺宝物館      (上野)

法隆寺の宝物を展示するための独立した館です。 目立たない所にあるし、入ったことのない人も多いかも 建物自体もすてきです。 シンプルでモダンで。 とーはく(東京国立博物館の愛称)は、作品だけでなく 建築物や庭もすてきなんですよ。 法隆寺館の中は 他…

八月の句     ‘与謝蕪村の俳句より’

掴みとりて 心の闇の ほたる哉 昼がほや すみれの後の ゆかしさよ すずしさを あつめて四つの 山おろし 涼しさや かしこき人の 歩行渉り 我が影を 浅瀬に踏みて すずみかな みな底の 草にこがるる ほたる哉 眉ばかり 出して昼寝の うちわかな 蝉も寝る 頃や…

‘あの人、こんな字!ー歴史上の人物たち-’展  書道博物館(鶯谷)

9月18日まで開催中 歴史に名前が残る人物の書展(日本編)です。 (22日からは中国編) 古くは聖武天皇、光明皇后からはじまり 空海、嵯峨天皇など平安のお歴々。 良寛さんもいます。 書に興味がなくても歴史好きな方なら 楽しめると思うのが、 信長、…

‘アンニョンハセヨ!元暁法師 ―日本がみつめた新羅・高麗仏教’展  金沢文庫(横浜)

金沢文庫は、称名寺に隣接する県立の歴史博物館です。 もともとは金沢北条氏が収集した蔵書から成っています。 8月20日まで開催の展覧会 元暁法師 とは韓国仏教の高僧だそうです。 仏教は韓国を経由して日本に伝わったのに そのことは史学上もあまり取り…

称名寺 ②   (横浜・金沢八景)

庭は一見の価値ありです。 北条氏の家紋 鱗を図案化しているとか 門の扉です。

称名寺 ①   (横浜・金沢八景)

鎌倉幕府の執権 北条氏一族の金沢北条氏の菩提寺 浄土式の庭園が名物 荒廃していたのを横浜市が整備したとのことで 市はがんばってるなあという印象。 屋根のてっぺんに北条氏のマーク お参りのためのお寺としては ふつうの地域のお寺といった感じ。 お庭は…

終戦記念の参拝  大船観音寺 (鎌倉・大船)

終戦記念日のお参りは大船観音に行きます。 原爆慰霊碑 原爆投下によって街を燃やした火が今も燃え続けています。 JR大船駅から見える露座の観音様は 第一次世界大戦後、世界平和を祈って企画されたもの。 その原爆慰霊碑が作られ 戦争への祈りを捧げるには…

8月のカレンダー

涼しげなドレスです。 世界のパンダちゃんたちが 熱中症に苦しんでいませんように こちらも波模様で涼しげ

醍醐寺   (京都)

有名なお寺のひとつですが、京都市街地から離れているので行く人は少ないでしょう。 宗教的にも由緒あるし、豊臣秀吉に縁の歴史ある場所でもあります。 でも感想としては「経営に失敗した施設なんだな」 お寺を指して「経営」とは言わないはずですが 時々そ…

東寺 ②    (京都)

こちらは金堂 薬師三尊像(+十二神将)というスタンダードな構成ですが やっぱりでかい。 広いお堂に大きな仏様三体がシンプルに置かれているのが また迫力。 お供えのお花まで金箔の像になって並んでいるのがすごい。 今回は初対面で圧倒されてしまったので…