仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2013-01-01から1年間の記事一覧

10月中旬のお花

柳の枝がつかまえている‘空間’が なんかいいです。 生け花ってそういうものかな。

「天使の牙」「天使の爪」  大沢在昌     [小学館]

2作のシリーズです。 主人公は女性警察官。 麻薬シンジゲートのボスの脱走した愛人の警護で 追っ手に撃たれて瀕死の重傷。 脳移植により愛人の身体で生き返る、という設定。 荒唐無稽な設定だし、 人物造形にはやや首をひねる所がありますが 主人公の心理の…

‘魯山人の宇宙’展   茅ヶ崎市美術館

北大路魯山人作品(陶芸中心)の展覧会です。 美術館開館15年・魯山人生誕130年記念ということで。 魯山人という人物は、漫画「美味しんぼ」の海原雄山のモデルだそうで 知らない方はあのイメージで考えていただければよいです。 多才な芸術家で、書、…

十月のうた   ‘古今和歌集より’

心あてに 折らなや折らん 初霜のおきまどわせryしらぎくの花 凡河内みつね いろかはる秋の菊をば 一年にふたたびにほふ花とこそ見れ 竜田河もみぢ乱れてながるけり わたらば錦中やたえなむ 竜田川もみぢばながる 神なびのみむりの山に時雨ふるらし 秋はき…

10月のカレンダー

イチョウ(銀杏)です。 一億年前から生息しているので、生きる化石と呼ばれ、 東京都の木だそうです。

10月のお花

ピンクの百合もかわいいですね

9月末のお花

白いのはヒガンバナと思ったら、違うんですね。

‘生誕130年 ユトリロ展’    横浜 高島屋

現在開催中です。 高島屋の上の方の階の特設会場。 ユトリロという画家の絵をまとめて見たのは初めてなのですが とても気に入りました。 何かを初めて見た瞬間にはまる、という感覚は久しぶりです。 好きな西洋画家NO2に躍り出ました。 (NO1はコロー) …

‘ベルサイユのばら’展  横浜そごう美術館

現在開催中の「40周年記念 ベルサイユのばら展」 いろいろグッズが売っていました。 オスカル様の軍服セット(実物) 注文制だけど12万。 何人が注文するのだろうか・・・。 観光地によくある 顔抜き写真撮影ができました。 私もやってきました 展示内…

『小煌女』   海野つなみ   [講談社]

講談社の女性誌 「KISS」 に連載していたSFラブストーリー イギリスの児童文学「小公女」をモチーフにしています。 時代は未来で、人類は宇宙各地に住んでいる設定。 作者 海野つなみ氏は有名ではないですが、 人間をしっかり描いている文学的作品を書く漫画…

台風一過

といっても、東北~北海道の辺りはまだ暴風域みたいですが。 幸い神奈川は大きな被害はなかったようです。 近畿辺りは大変だったみたいです 京都の嵐山の川の氾濫寸前の映像を見ました。 京都が災害に遭うと文化財のことが心配になります。 住民のみなさんに…

台風、接近中

昨日買い出しをして、今日明日は外出しなくても暮らせるようにしたのですが 買い忘れた物がありました。 今朝雨が降っていたけど止んだので 近所まで買いに行きました。 カサを持って行くか迷いましたが 近いので濡れて帰ってもたいしたことないので 持ちま…

壇蜜×林真理子 対談   at 婦人公論

今、発売中の雑誌「婦人公論」に 壇蜜さんと林真理子さんの対談が掲載されています。 私的に興味深い組み合わせです。 広告で見つけて是非読んでみたいと思いました。 期待通り、おもしろい内容でした。 壇蜜さん、かなり素で話しているような。 男性向けの…

「真砂屋(まなごや)お峰」   有吉佐和子   [中公文庫]

舞台は江戸時代後期 真砂屋は材木屋、お峯はその跡継ぎ娘 江戸時代も長くなり、その矛盾が社会に露呈している時期で 武士は窮乏し大商人が贅沢をむさぼっている頃。 真砂屋は、長屋建造のためだけに材木を売るという奇特な店。 お屋敷住まいのお大尽相手には…

9月のお花

ピンクの百合みたいのがアマリリス?かな。

9月のお飾り

お月見のお飾りです。 本日、9月9日は重陽の節句ですね。 菊は飾ってないですが。

九月の歌   ‘古今和歌集より’

秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行朝臣 河風のすずしくもあるか うちよする浪ととものや秋はたつらん つらゆき わがせこが衣のすそを吹き返し うらめづらしき秋のはつかぜ 昨日こそ早苗とりしか いつのまに 稲葉そよぎて…

9月のカレンダー

秋はやっぱりコスモス(秋桜)ですね。 壁の落書きと、それを描いた女の子、という図?

「幸田文 台所帖」  幸田文   [平凡社]

幸田文氏のエッセイ集シリーズ 「台所」がテーマ 池波正太郎氏の食べ物エッセイがお好きな女性にお勧めしたいです。 同じ世代で東京出身、通じるものがあるような気がします。 池波氏は作らせて食べる立場、幸田氏は作って食べてもらう立場というのが 違いま…

‘プーシキン美術館展 フランス絵画300年’ 横浜美術館

横浜 みなとみらいの 横浜美術館で開催中です。 プーシキン美術館ってロシアなのに「フランス絵画300年」ていう所が、ちょっと笑える 気に入る絵が多くて楽しかったです。 西洋画家で好きなのはコローですが、 見つけるとやっぱりわかりますね、表示を見…

「野心のすすめ」  林真理子    [講談社現代新書]

作家 林真理子氏が書いた現代人に贈るメッセージ。 タイトルの通り、「野心をもつ」ことを(特に若者に)勧めています。 エッセイにあるような韜晦なしに、本音で語っています。 ‘硬派’林真理子の姿が見られます。 私のように、自分の好みとは違う路線の作家…

「大人なら知っておくべきお作法の教科書」   枻(えい)出版社

マナーのマニュアル本はたくさんありますが この本はひと味ちがいます。 社会人になりたての若い人向きではなく、 ある程度経験を積んで より高度で実践的なマナーを知りたい人向き。 こういう本は意外と見つからないです。 飲食、旅館ホテル、冠婚葬祭、ビ…

好きな本を作る方々に誓います。

作者や出版関係者の利益・権利を守るために 古書店(特にブックオフ)は利用しない! といいたい所ですが まったく利用しないのは無理・・・。 そこで。 ・なるべくブックオフ以外の古書店で買う。 ・古書店で買った本を再び古書店に売ることはしない。 ・新…

ティアラをした店員さん

今日、本を買おうと本屋のレジ前に立ったら 店員さんがティアラをつけていてびっくりしました。 ティアラって、ウェディングドレスの時、頭につける王冠っぽい飾りです。 そのお嬢さんはいかにも書店員らしく すっぴんで地味な服装にエプロン。 そこにティア…

‘再興院展100年記念 速水御舟―日本美術院の精鋭たち―’ 山種美術館

東京 恵比寿にある山種美術館で開催中の展覧会です。 山種美術館は、上野の国立博物館を別格にすると 今一番好きな美術館です。 どこが好きかというと、趣味が合う、んです。 コレクション、運営理念、経営方針などなど。 日本画専門の美術館で、コレクショ…

松岡美術館   (港区白金台)

個人設立の私立美術館です。 明治~の実業家の個人コレクションを美術館にした、というよくある成り立ちです。 美術館も経営方針によってピンキリなのですが ここはまあまあ、といった印象です。 コレクションは、ポリシーが感じられない雑多な蒐集で 説明…

DVDに学ぶ

茶道をもう一回習いたいという気持ちに最近なっていました。 近くの教室に見学に行きましたが、ピンとこなくて。 また自分が忙しい時、通いきれるかという問題もあり。 思いついたのがDVD。 ネットで探したらNHKの「趣味悠々」という番組の 「茶の湯 裏千家 …

「北斗の拳」の人物関係図

少年漫画の名作「北斗の拳」をパラパラと読む機会がありました。 連載当時「少年ジャンプ」を読んでたので ストーリーは大体知っています。 でも「名セリフ」をギャグ的に覚えているような印象しか 持っていなかったのですが 久しぶりに読んだらけっこう感動…

皇大神宮 例祭  (藤沢市)

毎年8月17日に行われるお祭りです。 人形が乗った山車が行進するのがにぎやかで楽しいです。 それぞれの山車が演奏付きです。 山車の中に乗っている人が太鼓を叩き 周囲の人が笛を吹いたり 踊ったり。 近隣の町ごとに担当の山車が決まっているそうです。 …

「県庁おもてなし課」   有川浩   [角川書店]

高知県庁に実在する「おもてなし課」をモデルにしたフィクション 観光立県をめざして設立したおもてなし課の課員が、目標を目指して活動する物語。 「お役所体質」がリアルに語られます。 どこまでが実話なのだろうかと思ってしまうリアルさです。 いろいろ…